実のところ新規にゲーム機を買おうという気はほぼ無いのですが、衝動買いの予防になるので私的な見通しを記します。'07秋の記事を見直すと、据え置きゲーム機の動向は大筋では記事内容に沿った動きとなりました。
'08夏の現在ではゲーム機のモデルや価格について、Wiiは動きなしですが、Xbox360は中低位モデルが既に値下げされ、PS3では海外で中上位モデルが出揃う予定となっています。携帯ゲーム機ではニンテンドーDSに今のところ動きはなく、PSPは'08秋にモデルチェンジがあります。
さて、うっかり財布の紐を緩めないためにもゲーム機毎に難癖をつけていきます。ゲーム機購入の動機はゲームタイトルになるでしょうから、一括購入しても良いと思えるタイトルをほぼ一本に絞り上げたところ、この段階でXbox360とPSPが脱落しました。
タイトル選定は旧記事のチェックタイトルリストを元にしています。ゲームタイトル自体は各ゲーム機へ分散気味ですので身軽にしておこうという意識もあり、旧リストは機種を問わず一度全て見送りとするつもりです。
再選定ということになるので、「追加リスト'08新春編」と'07年秋の「ニンテンドーDS編」と「その他機種編」は廃棄して、以下の新リストに再編します。
機種 | タイトル | 順位 |
---|---|---|
Wii | ザ ハウス オブ ザ デッド 2&3 リターン | 優先 |
大乱闘スマッシュブラザーズX | 次点 | |
零 〜月蝕の仮面〜 | 補欠 | |
PS3 | 戦場のヴァルキュリア | 次点 |
バイオハザード5 | 次点 | |
Xbox360 | ||
NDS | カルドセプト DS | 優先 |
(抹消) | ||
(抹消) | ||
PSP |
全ての機種に通信機能が付いていますが、現状でネットワーク(インターネット)対戦となるとPS3とPSPが脱落、Xbox360は維持費が必要なので外します。利用期間が気になりだすと落ち着いて楽しめないことが理由です。
ニンテンドーDSでは、カルドセプト DSのWi-Fi通信対戦対応が目を惹きましたが現状ではゲーム機を持ち歩こうとは思わないので、据え置き機でのタイトル発売になればニンテンドーDSも脱落となります。
突拍子もありませんが、携帯機ならダンジョンRPGのウィザードリィが手軽にできるという思いがあります。ニンテンドーDSには同系統の世界樹をリストに入れてみましたが、(改訂)ウィザードリィは過去にPSで発売されているため、PSP向けでダウンロード販売でもされればPSPも捨て難くなりますがさすがに専用機は辛いところです。
Wiiでは、コントローラーのWiiリモコンが活用できることもありガンシューティングでゾンビ撃ちの古参として、バイオハザード アンブレラ・クロニクルズではなくザ ハウス オブ ザ デッド 2&3 リターンを選んでいます。
零 〜月蝕の仮面〜はバイオハザードと同様のホラーアドベンチャーです。設定が和風で幽霊が出没しますが攻撃による応戦がないため一見でもかなり怖そうです。バグがあるので優先度は落としています。
Wiiの難点は歯ごたえのあるタイトルの少なさですが、新規層の獲得を中心にした展開ですし、ゲーム機性能も控えめなので仕方の無い面はあります。ただ本体低価格の手軽さは無視できません。
ゲーム機本体の面で対極にあるのがPS3ですが、やはり高機能とはいえ低位モデルで4万円弱は割高に思います。PS互換と同様にソウトウェアエミュレーションでのPS2互換が実現できれば高価格のままで展開できそうですし、また互換機能は望むところですが話題すらないので難しそうです。
ゲームタイトルは分散傾向で、バイオハザード5はPS3、Xbox360での目玉タイトルですが、ひょっとしたらWiiでもバイオハザード4程度の画質で時間を置いて発売されるかもしれません。なんとなくWiiに集約できそうな気配もありますが、PS3向けで真・女神転生の新作がくると一進一退で腰が落ち着きそうです。数年掛かる話にはなりそうですが(改訂)。
Xbox360は一線を超えてしまいましたね。'07年末頃に偶然テレビニュースで見掛けました。娯楽に紛争を持ち込むことが、ゲームユーザーや業界のためになるのか答は明確です。意図はどうあれ、要はゲーム文化を喰い物にしているわけです。国産タイトルも少しずつ増えてきていますが全くの興醒めです。